ワーママと検索すると、疲れた、辞めたいというワードが多く出てきて、本当にワーキングマザーって大変だなと思います。私も2回の育休からの職場復帰で、どちらも1年も取らず復帰したのでですが、子供は可愛いけれど、毎日「疲れた」が口ぐせに。ワーママってこんなに大変なの!となってみてびっくりです。
さらに、子供が二人のワーママになってからはカオス。疲れ度はアップ、呼び出しがあるたびに、辞めたいかも、、と思える事増えました。仕事でやる事はたくさんあるし、子供達の成長を見守るどころかお世話することに追われて、子育ても楽しめず、家に帰ると「育児、家事という新しい仕事が待っている」感じ。ワーママって忙しすぎ!
夫や子供にイライラすることも多くて、罪悪感や自己嫌悪を感じることもしばしば。そんな中、3年ほどワーママをしているうちに、「辞めたい!」と思っていた状況から、徐々に改善することができました。それは、「嫌なことをなるべくやめてみる!」方向で改善したら、中々良い感じのワーキングマザーライフになったので、そのコツをブログで紹介したいと思います。
疲れたワーママから良い感じに改善できた3つのこと
数年間のワーママライフで試行錯誤しながら、周りの良い感じでバランスの取れているワーママたちに話を聞いて、色々と取り入れてきました。周りでバランスよくワーママライフも楽しみ、仕事も順調で、家庭も円満というタイプのワーママがいることに気づきました。
私はドメ日本育ちなのでメンタリティは完全にジャパニーズですが、なぜか比較的帰国子女や海外留学経験のある友人も多く、彼女達は海外で色々なワーキングマザースタイルを見てきているせいか(彼女達のママは専業主婦というケースがほとんどながらも)、結構考えがフレキシブルで、あまり「XXせねば」とか「保育園預けたらかわいそう」とかに囚われないタイプでした。
あまり皆、声を大にして言ってないけれど、結構バランス取れてるワーママがこんなにいた!ことに驚き。
そんな彼女達を見ていて、いくつか気づいたことが。
- アウトソーシングに抵抗がない
- 自分でないとと言う事にフォーカスする、嫌なこと苦手なことはあえてしない
- 自分の人生がベース(わがままという事じゃない)
- 自分のご機嫌を取るのが上手
- 母子分離ができている
- キャリアは追わないけれど、結果なぜかうまくいっている
- ほぼフルタイム勤務
- 旦那と育児家事をバランスよく分担
- 旅行などリフレッシュ上手
- 学ぶことや読書に積極的
ということがわかってきました。あとは、比較的職住接近の人が多め。
基本的に、合理的。ワーママしてみて、「あ、全部やるのは無理だわー」と気づき結構早い段階で方向転換していたりする友達が多かったり。
私は、今でも試行錯誤中ですが、そんな友人達やワーママの先陣の先輩達を見てきて、取り入れて比較的うまくいってることを、3つのステップで紹介してみたいと思います!少しでも気持ちが楽になるワーママが増えますように。
1)やりたくない事・嫌なことを書き出してみる。ワーママって忙しすぎる。
まず、そもそもなのですが、子育てもして、仕事もして、家事もしてって1日に24時間しかないし、睡眠もとらないといけないし、とてもではないですが、まずママがこれを全て担うこと自体に無理がありますよね。
なんとなく日本だと、色々と母親がやらねば的な風潮がありますが、冷静に考えて、無理無理。という状況です。
なので、一度「やるべきだ」「やらねばならない」を忘れて、
「これやりたくない!という嫌なことを思い切ってやめてみる」とすごい変わります。
その前に、
「そもそも私は何をやめたいの?」
を考えて、書き出してみることが第一歩!
でも、意外に出てこなかったりするのですよね。
そして、人によってやめたいことは違うのですよね。なので、とにかく「自分が」やめたいことでOKです。
どうしても私たち日本人て「XXあるべき」「これは母親がやらないと」「旦那にはできない」みたいなことが多いので、なので少しづつでも日常で、ああ、これ疲れるなと思うことを書き出すのがおすすめです。
で、思いつくままにコツコツ書くとこんなにやめたいことありました。
ちなみに、私がやめたかったこと(あくまでも私の例です)
- 毎日の洗い物
- 毎日献立を考えること
- 週末の掃除(水回りから部屋の片付け)
- 洗濯ものを干すこと(当時洗濯機がなかった)
- 保育園の送迎を毎日すること
- 連絡帳を毎日私が書くこと
- 予防接種や健診のスケジューリングや連れていくこと
- 子供の病気で私だけ休むこと
- 自分一人だけの時間がないこと
- イライラすること
- ホルモンバランスで気分が左右されること
- 仕事と家事育児以外のことができないこと
- 夜に行きたい勉強の機会があっても行けないこと
- 娘のように息子も一人で寝られないようにならないこと
- 旅行にあまり行けないこと
- 忙しくて英語の勉強ができないこと
- お風呂上がりに化粧水などのケアができないこと
- 夫に時々イライラすること
- 洗濯物を畳むこと
- 保育園や役所関係の書類を私が全部手配記入すること
でした。
ちなみに、今やめたことは、
毎日の洗い物毎日献立を考えること週末の掃除(水回りから部屋の片付け)洗濯ものを干すこと(当時洗濯機がなかった)保育園の送迎を毎日すること連絡帳を毎日私が書くこと予防接種や健診のスケジューリングや連れていくこと子供の病気で私だけ休むこと自分一人だけの時間がないことイライラすることホルモンバランスで気分が左右されること仕事と家事育児以外のことができないこと夜に行きたい勉強の機会があっても行けないこと娘のように息子も一人で寝られないようにならないこと旅行にあまり行けないこと忙しくて英語の勉強ができないことお風呂上がりに化粧水などケアができないこと- 夫に時々イライラすること
- 洗濯物を畳むこと
- 保育園や役所関係の書類を私が全部手配記入すること
と、20個中、17個もやめてみました。
こうやって書き出してみるとかなりやめて来てます!
夫に優しくできないのは私の中で次のテーマです!どこかで「夫は優秀な部下だと思え」と子育てをする上でそう思ったら楽だよって書いてあり、ポイントは「優秀な部下」というところですよね。マネジメント力って大事ですね。
2)やめる方法を考える。試しみやめてみると最高。
書き出してみて、やめたいことって些細なことから大きなことまで沢山ありますよね。
そして、まず小さなことでいいので、試しにやめられそうなことをピックアップしてみます。
例えば、
- 掃除機をかけるのが嫌い。やめたい。
だった場合、自分でかけなくてもいいように、
「ルンバなどの自動掃除機を買う」というのもありですよね。ルンバも最近はエントリーモデルは価格が下がってますし、メルカリで購入したら結構お手頃に手に入ります。
ちなみに、最初は抵抗があったのですが、私の場合、かなり事をアウトソース(家電含めて)しているので、紹介したいと思います。
ワーママサバイバルから自分らしいワーママライフへ
というのも、
(結論、これが一番大事と実感)が大切だと思っているからです。
ハーバード大学ニコラス・クリスタキス 教授の研究では、「幸せは伝播する」と言われていて、幸せな人が近くにいると、周りの人も幸せになるというのは科学的に証明されているそうなのです。
ママが幸せだと、子供もパパも幸せな気持ちになれる!というのって凄くないですか?
ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキス教授と、カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・フォーラー教授による共同研究によると、誰かの幸福感に変化が起きると、「幸福」または「不幸」な人々の社会的また地理的な集団が形成される。つまり、充足感は個人がそれぞれに感じるだけのものではないという。
最も重要なのは、人々が社会的ネットワークの一部であるということで、ひとりの健康や幸福感が他人に影響を与えるということを認識することだという。
逆にイライラしてる人がいると、周りもピリピリしてきますよね。(日々反省)
自分でやらないので、正直お金もかかるのですが、不思議なことに先に嫌ことやめると時間も心の余裕もできるせいか、私は結果的に年収もアップするというラッキーな事が。一応復帰してから、仕事はきちんとして成果を出して、(出る杭にならない形で)成果のアピールはめちゃめちゃしました。笑。ワーママだから控え目にと思ってる場合ではないと思い。
家事はアウトソーシング
時短家電は必須!
ドラム式洗濯乾燥機、ルンバ、ダイソン、電動自転車など時短に欠かせない家電を導入しました。
ちなみに洗い物は食洗機のあるお家に引っ越ししました!
毎日献立を作らなくていいように、Kit Oisixというオイシックスのミールキットを購入するようになりました。結果、毎日献立作らなくてよくて楽チン。
オイシックスはKit Oisix以外にも、餃子だったり、冷凍のひき肉やカット済み野菜でパパッとオムライスが作れたり、安心素材の中華丼の材料があったり、定期的に頼んでおくと、「今日は何も考えたくない」という時にすぐ作れたりチンして楽です。
料理は基本的に好きな方なのですが、1ヶ月に1度は楽をしようと、シェアダインという作り置き代行のサービスを使っています。
掃除は本当に苦手、嫌いなので、こちらもアウトソーシング。
今はキッズラインで家事代行を依頼しています。
自分の時間を作る
夫は定期的に職場の飲み会がありますが、私の職場は飲み会自体はほとんどないので良いのですが、たまには私も一人でシゴト帰りにお買い物したり、カフェでお茶したり、友達と美味しいものを食べに行きたい!
と思い、月1回ですが、自分の時間を作ってます。
夫と事前に日程調整して、夫には二人のお迎えとご飯、寝かしつけまでお願いし、その日は満喫します!
こうやって書くと若干、え、大丈夫?と思われそうですが、事前にご飯を作って置いたり、もしくはキットオイシックスがあれば、夫でも30分くらいあれば作れちゃうのですよね。最悪餃子でも、何かチンして食べてもオイシックスで選んだものであれば安心と思い。
月1回、好きなレストランに行って、友人と楽しく過ごすひとときは最高です。ちなみに一緒に食事に行く友人もママということが多数です。
息子は新生児から一人で寝られて寝かしつけなし!
娘が本当にあまり寝なくて、毎日睡眠不足で産後うつになりそうだったので、二人目の息子にはぜひ寝る子になってほしい!と思い、色々事前に勉強しました。
たまたまモンテッソーリ教育を勉強した時に新生児の環境の整え方を習い、その通り実践したらなんと息子は新生児から夜は5時間、6時間寝てくれて、さらに2歳近い今でも、一人で寝られます。
もはやむしろ、「眠いから早く電気消してー」みたいな感じです。
保育園の送りもキッズラインでシッターさんに
保育園の朝の送りが思ったよりも大変で、毎朝何回かキッズラインでシッターさんにお願いすることにしました。そうしたら、週何回かだけでも、朝焦らなくていいし、子供をせかせる事もなく、むしろ娘はシッターさんのお姉さんと一緒に登園するのが楽しいようでとても楽しみにしています!
毎回細かい完了報告でレポートもしていただけるので安心です。
キッズラインを上手に活用する方法
お風呂上がりのスキンケアを簡単に
小さな事ですが、お風呂上がりに何もつける余裕がなくて肌がカピカピになるのが本当に嫌で色々調べて、お風呂上がりにオイルを数滴つけるだけでケアが終わり、あっという間のスピード感で対応できる、アルガンオイルを購入したら、本当にすぐ保湿できて、快適に。
他にも、
- 夫と家事分担表を作成
- 息子の健診は夫に依頼
- 予防接種は土曜日にまとめて、夫婦で付き添い
- 勉強はオンラインで隙間時間に
などなど、したところ、
心の余裕も時間の余裕もできて、やめたいと思わなくなった!
と言う心境の変化が。仕事辞めたくなる時って、もう何もかも嫌、この状況を変えたいと思ってえいやと辞めてしまう事もあるかと思うのですが、その前に今一度できることがあるかもしれないと思い。
あと、今まで自分でやらなくてはいけない、母親が行くべきとなぜか思っていた健診などを夫に行ってもらうようにしたら、
健診の書類とかこんなに面倒なんだね。しかもすごい病院で待たされるし、これは大変だね。行ってみて初めて分かったよ。今までありがとう。
と夫から言われて「やっと分かってくれたのねーー!嬉しい」と思いました。意外に任せてみるとできるものなのだなと言うのと、人間想像の及ばないところもあるので、実際体験してもらうと「思っていたよりも大変」と言うことがわかってパパにお任せするのオススメですよ。
イライラが減る、オススメの本
ある日、あまりにイライラしていた私に夫が買ってきたのがこの本です。
はたから見ていても、大丈夫かなと思うほど一時期イライラしていたのだと思います。やることに追われて、2人の育児家事に仕事にで余裕が本当にありませんでした。。
そんな時に読んでハッとした本です。
子供たちにイライラさせられていると思っていましたが、本当にイライラしている原因って実は自分側にあると気付かされた本でした、、
3)自分が楽しいことを企画する!
最後に、嫌なことを書き出して、やめてみて、時間ができると、そうだ楽しいことをしよう!とより前向きな気持ちになってきます。
順番を先に、好きなことをと思っていると物理的な時間はないままなので、制約条件が多くなったり、イライラはなくならなかったり。
なので、嫌な事をやめて、時間ができて、自分の好きな事をするとほんと楽しいのでおすすめです。何かに追われないってすごい。キャリアップの時間に使う事も。
子連れで楽しむ海外&国内旅行
私の場合には、旅行が好き。緑が好き。ずっと都内にいられないので、定期的に旅に出たーいと思ってます。コロナ禍では色々ありますが、海外は行かないものの国内での山の中のコテージ、キャンプなどオープンエアーであまり人に接しない形で旅行を楽しんでいます。
すでに、親子海外旅行、国内旅行にも結構行っています。
好きなことは人それぞれ、やりたい事をしてみるのがオススメです。
<海外旅行>
・ハワイ2回(娘が6ヶ月、1歳半の時)
・シンガポール(娘との親子二人旅)
<国内旅行>
・宮古島
・清里近辺 数えきれない
・軽井沢 数回
・安曇野 数回
・箱根 数回
ほど泊まり旅行をしています。
まとめ 時代はワーママ3.0へアップデート
ワーママ、疲れた、大変、やめたいと言う時代から、徐々に、ワーママは十分頑張っているし、よくやってるし、もっと自分らしいワーママライフでもいいのでは?と言う流れに少しずつなってきている気がします。
ただ、本当に流れは少しずつで、少しでも自分らしく働ける、バランスの取れるワーママが増えたら幸せだなと思います。
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