林先生の初耳学では、今林先生がもっとも会いたい教育者、千代田区麹町中学校の校長先生、工藤勇一(ゆういち)校長とはどんな人なのでしょうか?経歴や、どのような改革を行ったのかなど気になるので調べてみました。
私も工藤校長の著書を読んだことがあるのですが、公立の中学校でも本気になれば改革ができる!ということを証明した校長先生です。
<林先生の初耳学>工藤勇一校長の経歴は?
公立中学でも学校改革ができるということを立証したことで有名な工藤校長ですが、経歴はてっきり、教育業界外の経歴が長いのかと思いきや、調べてみると大学卒業後から教員をされている、生え抜きの学校の先生!
そんな新卒から先生をされている工藤先生が大胆な改革を続けているというのはすごいです。改革についてはこの後紹介します。
名前:工藤勇一
年齢:1960年生まれの58歳
出身地:山形県
学歴:東京理科大卒
経歴:山形県中学校教諭→東京都中学校教諭→目黒区立目黒中央中学校副校長→新宿区教委指導課長→現在、千代田区麹町中学校長
【ALL教育フェスタ in 関東 登壇者紹介①】
工藤 勇一氏
千代田区立麹町中学校校長 中学校教諭「社会とのつながり」を実現するため、管理職という立場から実践されている、工藤先生のお話を聞いて、一緒に教育について考えてみませんか?^^★
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— ALL教育フェスタ 2019 (@ALLkyouikufesta) 2018年10月23日
<林先生の初耳学>工藤校長の改革とは?
なんと麹町中学校では宿題、担任制、中間期末テストがありません!
香住での3年間は何だったんだろ。って感じ笑
これはぜひ全国の先生方に観ていただきたい。#TBS#林修#初耳学#麹町中学校#工藤勇一 pic.twitter.com/QPT8HDWqU9— Seigo Inoue →83. (@amnos_seigo) 2019年4月14日
これだけ聞くと放任?自由主義?と思われがちですが、そうではなくて、生徒も先生もより当事者意識を持って、自律して行くことが求められています。
クラス担任制の廃止 #千代田区立麹町中学校 #初耳学
赴任した教師全員が生徒全員を見る
全ての大人・生徒が当事者にすることで問題も解決に導きやすくなる
教師は得手不得手で対応する問題を替える— おしゃる📎SMAPを応援し続けます (@orangepul) 2019年4月14日
麹町中がっっこうが目指すのは、
「子供達が社会の中でよりよく生きていけるように自律できること」が
目的で、その目的にそって学校改革をしたのが工藤校長。
そのため、宿題や試験、固定担任制などは学校の当たり前、慣習としてずっとやってきたことにすぎなくて、それは本当に必要なのか?という視点で変革をされています。
定期テストの代わりに単元テストと実力テスト
たとえば、定期テストはありませんが、各単元が終わると理解を試す単元テストがあり、さらに、習ったことを応用して考える実力テストがあります。そのため、勉強しなく良いのではなく、本当に習ったことを理解しているのか?という実力が問われます。
ただ、単元テストなど短いスパンで理解を確認していくので、結果的に通知表の結果が上がった生徒が多かったそう。
個別担任から全員担任へ
個別担任によって先生の仕事量が増えたり、先生が生徒から良い評価を得ようと必死になてしまったりと教員の負担も大きかった担任制を思い切って廃止し、先生が各自の強みを生かした役割分担ができる全員担任制へ移行しました。
今までは、生徒と先生が合わないということがあっても1年間我慢ということも多かったと思いますが、全ての先生に相談できるとなると、生徒も自分が話しやすい先生に相談することもできますし安心ですよね。
当たり前を見直す
改めて考えてみると、学校の当たり前って、世間から見たらそれ必要なの?ということも多いですよね。フィンランドでも宿題がないというのは一般的ですし、日本の教育の非効率的な当たり前がどんどん改革されていったらいなと思いました!
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林先生の初耳学、工藤校長の登場への反響は?
都立麹町中学校の校長
素晴らし過ぎる自分で考える力・実行する力が養われて
担任制も無くしたから先生も対応する力が養われるみんなが良い方向に進むって大切
バカな教育委員会なんてもういらないよ
この考え方が本当に広まればいい#初耳学— さくらの薫り (@sakura_no_kaori) 2019年4月14日
なんだろう…。
そのナレーションは仕方ないのかもだけど…
「当たり前をなくす」のでは無くて「当たり前に戻す」のが工藤勇一校長の取り組んでいることなんだよな。
思えば小学生の頃、運良く3~6年は宿題が無かった。先生方全員が意味が無いことを「知っていた」から。
大変だったと思う。#初耳学— 本村 昭人™ (@motomura_a) 2019年4月14日
「世の中が人のせいにしてる」「当事者意識がない」本当にね、そう思います。そこ同意します。素人のワシが生意気言いますけど。みんな仲良しになる必要はワシもないと思いますよ、合う合わないあるからそこそこの距離で付き合えばいいよ #林修 #初耳学
— ヒトカラ武士 (@hitokara_bushi) 2019年4月14日
初耳学の校長先生の改革は画期的だし、公立なのに大胆で面白い‼︎
けど全員リレー嫌な生徒がいるから廃止ってのはどうなのかね?
マイノリティを優先するのは大事だろうけど、嫌なものはやらないことを認めるのはうーんって思う
嫌なものも我慢して乗り越えることにも価値があるんじゃないかな— p (@p9876543219) 2019年4月14日
まとめ
工藤校長は生徒が
学校の目的とは「自ら考え、判断し、決定し、自ら行動できる、つまり自律する力を身につけさせること」とおっしゃっていて、自律した大人を育てることというのが本当に学校でも家庭でも大事なことだなと改めて感じました。
工藤校長の改革は、目的思考で、大きな目標を掲げること。次に、それを自分事として、自分たちで達成できるよう道筋をつけること。
これは家庭教育でも活かせる視点ですよね。
工藤校長の著書はこちら。
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