林先生注目の麹町中学校<工藤勇一>校長の経歴は?宿題や中間・期末テストがないって本当?<初耳学>

林先生の初耳学では、今林先生がもっとも会いたい教育者、千代田区麹町中学校の校長先生、工藤勇一(ゆういち)校長とはどんな人なのでしょうか?経歴や、どのような改革を行ったのかなど気になるので調べてみました。

 

私も工藤校長の著書を読んだことがあるのですが、公立の中学校でも本気になれば改革ができる!ということを証明した校長先生です。

 

<林先生の初耳学>工藤勇一校長の経歴は?

公立中学でも学校改革ができるということを立証したことで有名な工藤校長ですが、経歴はてっきり、教育業界外の経歴が長いのかと思いきや、調べてみると大学卒業後から教員をされている、生え抜きの学校の先生!

 

そんな新卒から先生をされている工藤先生が大胆な改革を続けているというのはすごいです。改革についてはこの後紹介します。

 

名前:工藤勇一

年齢:1960年生まれの58歳

出身地:山形県

学歴:東京理科大卒

経歴:山形県中学校教諭→東京都中学校教諭→目黒区立目黒中央中学校副校長→新宿区教委指導課長→現在、千代田区麹町中学校長

 

<林先生の初耳学>工藤校長の改革とは?

なんと麹町中学校では宿題、担任制、中間期末テストがありません!

 


これだけ聞くと放任?自由主義?と思われがちですが、そうではなくて、生徒も先生もより当事者意識を持って、自律して行くことが求められています。

 


麹町中がっっこうが目指すのは、

「子供達が社会の中でよりよく生きていけるように自律できること」が

目的で、その目的にそって学校改革をしたのが工藤校長。

 

そのため、宿題や試験、固定担任制などは学校の当たり前、慣習としてずっとやってきたことにすぎなくて、それは本当に必要なのか?という視点で変革をされています。

 

定期テストの代わりに単元テストと実力テスト

 

たとえば、定期テストはありませんが、各単元が終わると理解を試す単元テストがあり、さらに、習ったことを応用して考える実力テストがあります。そのため、勉強しなく良いのではなく、本当に習ったことを理解しているのか?という実力が問われます。

 

ただ、単元テストなど短いスパンで理解を確認していくので、結果的に通知表の結果が上がった生徒が多かったそう。

 

個別担任から全員担任へ

 

個別担任によって先生の仕事量が増えたり、先生が生徒から良い評価を得ようと必死になてしまったりと教員の負担も大きかった担任制を思い切って廃止し、先生が各自の強みを生かした役割分担ができる全員担任制へ移行しました。

 

今までは、生徒と先生が合わないということがあっても1年間我慢ということも多かったと思いますが、全ての先生に相談できるとなると、生徒も自分が話しやすい先生に相談することもできますし安心ですよね。

 

当たり前を見直す

 

改めて考えてみると、学校の当たり前って、世間から見たらそれ必要なの?ということも多いですよね。フィンランドでも宿題がないというのは一般的ですし、日本の教育の非効率的な当たり前がどんどん改革されていったらいなと思いました!

 

 

 

林先生の初耳学、工藤校長の登場への反響は?

 

 

 

 

 

まとめ

工藤校長は生徒が

学校の目的とは「自ら考え、判断し、決定し、自ら行動できる、つまり自律する力を身につけさせること」とおっしゃっていて、自律した大人を育てることというのが本当に学校でも家庭でも大事なことだなと改めて感じました。

 

工藤校長の改革は目的思考で、大きな目標を掲げること。次に、それを自分事として、自分たちで達成できるよう道筋をつけること。

 

これは家庭教育でも活かせる視点ですよね。

 

工藤校長の著書はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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