2月21日のニュースで、探査機「はやぶさ2」が小惑星のりゅうぐう着陸に向けて、降下を開始しました。順調にいくと、22日の午前8時過ぎには着陸の予定だそうです!さて、このりゅうぐうはいったい地球からどれくらいの距離にあるのでしょうか?そして、そもそもはやぶさ2はなぜりゅうぐうに行くのでしょうか?こういった素朴な疑問を持ったので調べてみました。
娘はまだ小さいですが、ロケットや宇宙が大好きなので、このニュース一緒にテレビで観たいなと思っています。
はやぶさ2のりゅうぐう到着の目的は?
さてはやぶさ2のりゅうぐう着地の目的は、ずばり、岩石を採取することです!
では、何のために岩石を採取するのでしょうか?
その理由は、そもそもりゅうぐうは直径900mの小さな惑星です。小惑星は、大きな惑星と比べてあまり進化していないため太陽系が担当した46億年前頃の情報やその後の進化の過程について何か手掛かりをつかめるものがあるかもしれない、その謎を岩石などを収集して解明してみよう!というのが今回のはやぶさ2のミッションです。
私たちが生きている太陽系がどのように生まれて進化したのか、そして生命体の起源とは何なのかについてとても大事な手がかりが得られるかもしれません。
りゅうぐうは小惑星の中でも、生命誕生のなぞに迫る有機物や水分を含む岩石が多いのでは?と言われており、その岩石に含まれている、有機物や成分を調べてみることで、なんと太陽系の成り立ちや地球に生命がどうやって誕生したのかなどが分かるかもしれないと言われているのです。
壮大ですね!私たち生命体の起源にせまるような謎が解明されるかもしれないという一大プロジェクトなのです。
はやぶさ2がりゅうぐうに着地するのはいつ?
宇宙のロマンを感じますね!そのものすごく重要なミッションを担っている「はやぶさ2」ですが、このまま順調にいくと、22日の午前8時すぎには着陸すると言われています。
現在高度20キロのところから少しずつ地面に向かって降下を進めているそうです。
りゅうぐうへの距離は?
さて、そもそもりゅうぐうはどこにあるのでしょうか?場所は地球からなんと3億キロメートルも離れているそう!
ちなみに、地球から月までの距離は38万キロ、太陽までの距離は1億4960万km、と太陽よりもはるか遠くにある惑星なのです。想像がつきませんね。
はやぶさ2はどれくらい滞在するの?地球への帰還は?
はやぶさは今回1回目の着陸を行い、年内で3回程度の着陸を予定しているそうです。また、採取した岩石を携えて、来年2020年末に地球へ帰還する予定とのこと。来年末、はやぶさが戻ってくるのが楽しみですね。
まとめ はやぶさ2がりゅうぐうに到着し、帰還は2020年
さて、はやぶさ2がなぜりゅうぐうに着陸しようとしているのかについてですが、生命の起源となる物質などが判明されるかもしれないという壮大なミッションを実行していることが分かりました!是非お子さんと一緒にはやぶさやりゅうぐうについて調べてみたりしたいですよね。我が家も一度JAXA見学に行ってみたいなぁ。
NASAに勤務する数少ない日本人、石松拓人さん
先日テレビで、NASAには6000人の職員うちたった10名しか日本人がいないそうなのですが、その中でも火星探査機のエンジニアをしている、石松拓人さんが取り上げられていました。石松さんがどのような経緯でNASAで働くことになったのかなども紹介しています。
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