上の子可愛くない症候群とは?
上の子可愛くない症候群とは、文字通りなのですが、下の子ができて、- 上の子のことをかわいいと思えなくなってしまう
- 下の子が可愛く感じ、上の子の行動や言動にイライラしてしまう
- 上の子をうっとうしいと思ってしまう
上の子が可愛くない、イライラすると感じる原因は?
そして、そもそもなんで私たちは上の子にイライラしてしまうのでしょうか! 結構年齢差があり、上の子がすごい面倒を見てくれるようなタイプの場合には当てはまらないのかもしれませんが、往往にして、起こる原因がいくつかあるそうです。 しかし、思ったのは下の子が生まれたらこんなに精神バランス崩れるなら、どこかでもっと教えて欲しかったというちょっと他力な気持ちもありました。上の子可愛く思えなくてとか、周りに言いにくかったりもするので、悶々と悩んでいた日々でした。。 当時は育児休業中で、早く職場に復帰したいとばかり思っていました、、、物理的・精神的にママの余裕がない中下の子を守ろうとするから。
そもそも、子ども二人を一人でお世話するってやはり無理がありますよね。 日本のママはどうしたって、一人で二人とか三人とかのお世話をすることが多くあり。 しかもそのような中、 下の子はまだ小さくて「守らねば!」という母性本能が働くので上の子が何か下の子にするのではないかという気持ちが出てきたり、 下の子のお世話をしている時に上の子がちょっかいを出したりすると、イライラとしたり。 そもそも、私達産後はほんとホルモンに支配されてますので、小さい下の子を守らなくてはいけないと理性じゃなくて本能で思ってしまうもの。 それがきっかけで、下の子のお世話を邪魔されたり、危なくて見ていられないと思うとつい、守ろうとして排除してしまう動きになってしまうそうなのです。 我が家でも一時期上の子が嫉妬から下の子を噛むことが多くて本当にほとほと困ってました。。そうすると下の子を守らなくてはという気持ちがより強くなり、上の子との接し方が変わってきてしまいました。上の子に期待することが変わってしまう。
また、下の子ができて、上の子が突然すごい大きく感じたりしませんか? 私は、急に上の子が大きく見えて、気づかないうちに(ここポイント)期待することが変わってました。 もう○歳だから、自分でこれをやってほしい、 もう赤ちゃんじゃないんだから、抱っこはほどほどにしてほしい、 などなど。 今まで、可愛い可愛いで愛情を注いできた我が子なのに、下の子ができた瞬間に無意識的に「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」とう存在になることを親は期待しちゃうんですよね。 後ほど書きますが、これって子どもからすると実はすごい迷惑な話というか、話が違う!みたいなことなのです。。上の子の反抗期(2歳・3歳・4歳)と重なることが多いから
さらに、我が家の場合には2歳差だったので、まさにイヤイヤ期。 イヤイヤ期と二人目育児重なるとほんとキツすぎる。。当時、結構育児ノイローゼ気味だったんだじゃないかと今思うと感じます。人間都合の悪いことは記憶から消えていきますが、、、 ただでさえイヤイヤ期の2歳、そして何事も自分で!!の3歳。 ちょっと落ち着いてきた4歳ですら、下の子が生まれたことで、自分のポジションが脅かされるので、子どもはママを取り返そうとしてより一層自己主張が強まります。 で、その結果ママは余計にイライラ。という悪循環。下の子が可愛いと感じるのはなぜ?
さて、逆に下の子はなぜ無条件に可愛い!と感じられるのでしょうか? これについては、育児相談をした幼児教育の専門家の方に言われてハッとしました。
「下の子は生まれながらにして、生まれた時から親の愛情を上の子と分け合っている状態なので、少しでも自分のことを愛してもらおうと、愛される行動を無意識に取るのです。本能ですね」
上の子可愛くない症候群はいつまで続くの?
上の子可愛くない症候群っていつまで続くの?って思う方も多いと思うのですが、私が保育園の先生や、周りの幼児教育のプロの方々にアドバイスを求めた時にも聞いたのですが、その際のコメントが、- ママの見方、捉え方が変わればいつでも変われますよ
- 対処法がなくても下のお子さんが1歳くらいになって、上の子と遊べるようになるとだいぶ気持ちが変わりますよ
長男長女を可愛く思える、効果的な対処方法は?
さて、実際に様々な専門家や先生たちに相談してた際にアドバイスをもらった、上の可愛くない症候郡になった時の対処法について書きたいと思います。 まず、これも衝撃だったのですが、この前提条件を知ったことが大きな一歩でした。上の子の心理状態を知る
これも私にとって衝撃すぎたコメント(複数のアドバイスより)
上の子からすると、下の子の存在は、突然自宅に夫が第二夫人を連れてきた妻の精神状態と同じようなものなのですよ、お母さん。なので、上の子からすると「話が違う!」みたいな心理状態です。(複数のアドバイスまとめるとこんな感じ)
とにかく上の子ファーストにする
下の子かわいいーって思っているところに、とにかくなんでも上の子ファーストって若干ハードルが高いのかもしれませんが、 そもそも上の子にイライラする時って、邪魔されたり、それは一人でやってよっていう時にグズグズ泣かれたりする時だったりしませんか?抱っこ紐に赤ちゃん抱えているのに抱っこ!とかとか。 こういうイライラさせられるとママが思うことを上の子がしていることが続いて、より下の子が可愛く感じてしまったり。 これって、上の子が愛情表現を欲しい!というサインでして、決して困らせてやれ!って思っているわけではなく、親のアテンションが欲しい。に尽きると。- なので、とにかく、先回りして、上の子に愛情を注ぐ!
- 下の子がちょっと泣いていても、上の子のリクエストを先に!
- あなたが大事よーー!をとにかく伝える。
- 愛情の掛け方は平等じゃなくていい、上の子にたくさん注ぐくらいでちょうどいい
上の子と一緒に出かけてみる
普段下の子のお世話に時間も気持ちも取られることが多いので、あえて、週末などは上の子と出かける時間を増やしました。 上の子からすると、下の子ばかりに愛情を注いでいるように感じて、自分に対する愛情が減ったことにストレスを感じているので、二人で出かけることで、上の子に集中することができて、上の子の良さをママ側も改めて感じられると思います。 上の子も、ママが独り占めできて、二人でいる間は結構イライラすることはほとんどなかったり!上の子と下の子の発達段階は違うことを知る
下の子は下の子の可愛さ、 上の子には上の子の可愛さがありますよね。 ちょっと忘れてしまうのですが。 比較するとつい、上の子にはもっと期待が出てしますのですが、 上の子だけでみたら、例えば、まだ2歳、まだ3歳、まだ4歳、まだ5歳、まだ小学生。 なのです。 その年齢に応じた発達があって、その状態を考えると、赤ちゃんに求める可愛さとその年齢に求める可愛さがあって、それを比較しないのが大事なのかなと思います。 これは保育園のベテランの先生から言われたことで、 「●●ちゃんはまだ3歳です、お母さん。保育園ではまだ4歳、5歳と上のクラスがあってやっと真ん中くらい。まだまだ小さい小さい子どもですし、お姉ちゃんとして期待しちゃいますけれど、3歳の●●ちゃんの気持ちにも寄り添ってあげてくださいね」 と言われて涙が出そうに。 ママ側からすると、0歳児を相手にしているとついお姉ちゃんはもう3歳みたいな気持ちになるので、されど3歳。そしてそれは何歳でも一緒なんだなと。 子供の成長する姿をそのまま受け止める、比較しないって思えたのも気持ちが変わるきっかけになりました。上の子を味方につける
下の子がママの愛情のライバルと思っているくらいの精神状態の上の子な訳ですが、うまくこちらの味方になってくれると本当に心強いです。 例えば、下の子がこぼしてしまった時にも、一緒に拭いてもらったりなどして、「〇〇ちゃんが手伝ってくれて本当にママ助かるわ!〇〇君はまだ赤ちゃんだから拭けないけれど、〇〇ちゃんはもうタオルで拭けて本当にすごい!」と 一緒にお世話してくれて助かる!と大々的に感謝したり、オムツ替えの時にも、替えのオムツを取ってもらったりなど、何か手伝ってくれることを増やして、 下の子はまだ赤ちゃんで何もできないけれど、上の子は色々動けて、すごいねーーと褒めて感謝してを繰り返していると、たくさんお手伝いをしてくれるようになりました!幼児教育のプロから習った一番効果があったのは?
ちなみに、この中で私が実践して一番効果があったのは、何においても上の子ファースト
できれば先回りで
上の子の精神状態が安定していて、心が整っていると、何もかもスムーズで、こちらもイライラする必要がなくむしろ下の子のお世話もしてくれるし、良いことづくしです。 すぐできないかもしれないのですが、少しずつ少しずつトライしていくと、ある日、あれ、いつもよりも怒ってないかも、イライラしてないかもって思えるかもしれません。 私はなかなか実行し続けられなくて紆余曲折ありましたが、だいたい半年くらいして、結構心に余裕ができて、やっぱりこれが一番大事って思えるようになりました。 最初、上の子ばかりに愛情を注いで下の子の性格がひねくれたらどうしよう!って正直思っていたのですが、全然そんなことはなく、下の子の天性の可愛さで人のアテンションをガバーっと掴んでいく力はそのままですし、ただ時々下の子とも出かけて、まめに大好きだよー、愛しているよーとは伝えてます。思い切って、上の子と二人で母子旅に出てみた
ちなみに、私は、もうせっかくだから、大胆にも娘と二人で海外旅行に行きましたw ちょうどシンガポールに友人が駐在中で何人かいたので、帰国する前に会いに行こうと思い、夫に相談したら、OKが出たので、母子二人旅へ。 その時の様子はこちら。今思うと大胆だったなと思いましたが、数日朝から晩まで母子二人で旅行を満喫して、改めて子どもの成長を感じて、とても楽しい思い出でした。【シンガポール子連れ旅行記 】子供(2歳、3歳)と楽しむ観光やホテル<保存版>
2歳(もうすぐ3歳)になる子供を連れてのシンガポール旅行に実際に役立った持ち物や現地での服装、交通手段や旅程、深夜便、早朝便での対応など準備編を詳しくご紹介します。3泊5日(+1日機内泊)の旅行です。
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