小学校・幼稚園・保育園(年少さん以降)入園、入学すると毎日の持ち物を把握するのに時間がかかったり、3歳になったから!4歳になったから!小学生になったから!と朝から夜までの規則正しい生活を送ろう等々やること、気になることがが沢山ありますよね!そして、1つずつ、
「ハンカチ・テッシュは持った?」
「水筒は入れた?」
「体操着は持った?」
から始まり、
「帰ったら手を洗ってね」「宿題終わった?」「明日の持ち物は用意した?」「もうX時だからお風呂入らないと!」
と毎日同じ声かけをするのも大変ですよね。
特に小学生の場合(娘は今小学校1年生です)、びっくりするくらい持ち物も多くなり、かつ先生からも「自分で用意をさせてください」と言われるので、子供に準備をしてほしいと思うことも多くなり。そして寝る時間も気を抜くと遅くなってしまったり💦
幼稚園・保育園も持ち物が多かったり、そろそろ自立と自律がテーマになってくることもあり、身の回りのことを自分でやろう!という時期になりますよね。今は小学生と保育園の子供が使っています。
そこで、我が家で使い始めたのが「お支度ボード」です。使いこなすまでには多少工夫がいりましたが、「お支度ボード」が習慣化してくると、日々の用意が思っていたよりもすごく簡単になり、いちいち怒ることが今までよりも減りました!
そんなお支度ボードの効果を紹介したいと思います。
ちなみに、私はこちらを愛用しています。
恥ずかしながら不器用で、お支度ボードの作り方を検索したとしても到底作れないので、潔く、オンラインで購入しましたが、これが大正解!
子供二人分を購入しましたが、ちゃんと内容も年齢によって変えられますし、デザインもシックなのでお家にも馴染み、愛用しています。
お支度ボードについてまきママ家での活用方法をご紹介します!
お支度ボードとは?いつから使えるの?
まず、お支度ボードとは何か?ですが、
・子供が自分で身の回りのことができるようになったり
・子供が自分で支度ができるようになったり
をサポートするとても便利な道具です。
小さい子供たちにとっては、親から言葉で情報(歯を磨いたの?手を洗ったの?お着替えしたの?)よりも、目で一目で見える方が理解がしやすいと聞きます。
また、ママも毎朝、毎晩同じことを言うのも本当に疲れますよね。
なので、コツは、
お支度ボードでルーティンの仕組みを作ってしまうこと
だと思います。
お支度ボードが続かないのには理由があるの?
お支度ボードを使ってみたけれど、いざ始めてみても続かないことがあったりしますよね。
個人的な感想ですが、実は以前手作りでの簡易版を作ってみたことがありました。しかし、デザインもあまり私でうまくなく(基本不器用)、ホワイトボードで代用していたので、こちらのモチベーションも上がらず(汗)、なんとなくうやむやに終わってしまいました。
今度こそ!と思い、
もう自分の手ではなくて、子供が見ても大人が見ても、美しくおしゃれに使えるものに変えてみました。
そうすると、子供たちも使いやすさや、子供の年齢にあったアクションを自分で選べるので、やる気も倍増です。もしお支度ボードが続かない場合には、デザインなどの影響もあるかもしれません。
また、親側の働きかけも大事かなと思っていて、
「今お支度ボードはどうなってるかな?」「残りはお風呂と歯磨きだね!どっちを先にしようか?」と子供がやるべきことを目で見られて、自分で決められる工夫をすると自分から
「歯磨き!」など選んで、実際にやって、マグネットを裏側に返して、達成感を感じてもらえるようにもなりました。
子供とのお支度ボードのおすすめの楽しみ方
上記にも書きましたが、楽しくお支度ボードを使う方法を紹介したいと思います。
アクションマグネットは子供と相談して選ぶ
例えば我が家では、
<朝>
- 手洗い
- 歯磨き
- 朝ご飯
- お着替え
<帰宅後>
- お手伝い
- 練習 または 宿題
<夜>
- 夜ご飯
- 歯磨き
- お風呂
- お着替え
を子供たちと一緒に選びました。
特に「お手伝い」は、小学生の娘が「お手伝いも入れたい!」と自ら選び、保育園児の息子も、「僕も!」となり、二人でお手伝いマグネットを導入することに。(ただ、毎日は実際難しく、2−3日に1回ですがそれでOKです!)
置き場所は子供の目線の高さと手の届きやすいところに
お支度ボードを用意して、あとは自動でどうぞ!とはなかなか行きませんよね。存在を忘れちゃったりも。
なので、
まずは日々子供の目線に入るところに置きます。
小学生にの目に止まるところ、保育園児・幼稚園児の背の高さに合うところを用意しました。我が家では、小学生向けには、チェストの上に、保育園児向けには、子供用の机をリビングルームに置き、そこに置きました。
毎日目に触れること、またアクションしたらちゃんと親から声かけすることで、続けられています。
行動についての声かけ
お支度ボードをみて、
「あれ?まだ歯磨きしていないの?」とは基本NGです。
(私と夫は最初そういったことを言ってしまい失敗!)
お支度ボードのアクションを取ることが、子供にとって快であることが大切なのかなと試行錯誤の結果思っており、
夜だと、
「こんなに沢山、お支度ボードできてるね!XXちゃん(くん)、すごいね。次は何をしようか?」
または
「おはよう!今日はお支度ボード何から始めようか?XXちゃん(くん)選んでね!」
と本人に選択をしてもらうようにしました。
または、ゲーム感覚的に声かけするようにしました。
「残りはもうあと3つ!これ3つできたらお支度ボードが全部裏返るね!全部裏返ったらどうかな?
とアクションする楽しさみたいなところを考えてみました。
ちなみに子供への声かけはまだまだ勉強中ですが、モンテッソーリ&レッジョエミリアを研究されている、島村華子さんという発達心理学の先生が書かれた本がとても読みやすく、そしてモンテッソーリのエッセンスも網羅されてます!大ベストセラーの『ほめ方・叱り方』が今すぐ使えるポジティブな声かけが沢山書かれていておすすめです。
おすすめのお支度ボードの効果は?小学生、幼稚園、保育園
さて、お支度ボードの効果ですが、これはおすすめです!
どんな効果があったのか紹介します。
小学1年生の娘ですがとてもアクティブなものの、とにかく忘れやすい生活で、お支度ボードを用意するまで、父、母、娘の3人がかりで準備をしていました(汗)
子供は比較的忘れ物などが多いタイプですぐ忘れてしまうので、3人がかりで、えっと、ハンカチは入れたかしら?!ランチョンマットはどこだっけ?!などとなることもあり。
改めて、自分自身の小学校時代を思い返しても、圧倒的に今の小学生の方が持ち物が多く感じます!
そこで、
お支度ボードの余白に
- 毎日の持ち物
- 月曜日の持ち物
を書くようにしたところ、子供が自分からその内容を毎朝確認して自分で用意するようになり、感動でした。
保育園(幼稚園だと年中さんに当たります)の効果
保育園時の息子は、0歳からモンテッソーリな子育てを心がけてきたこともあるのか(?)、自らお支度ボードを見て、準備をして、やっていないことを思い出し行動するという理想的なパターです。
ちなみに、モンテッソーリ教育に興味を持って学ぶようになり、そんなモンテ子育てを本当に細々ですが息子には赤ちゃんの頃から気をつけており、こちらもご参考まで。
おすすめのお支度ボード
さて、そんな子供の成長、自立&自律をうながすお支度ボードですが、我が家のおすすめはこちらです。ネットで色々探してみましたが、こちらを選んだ理由がいくつかあります。
- デザインがシンプルで飽きが来ずおしゃれ
- 項目を自分で選べる
- 余白もあり、追加で書き込めることが多い
- 起きる時間、寝る時間などを子供と相談して書き込めるので、全体的に管理しやすい
今のところ特に大きな不満もなくこちらにしてとても良かったと思っています。
持ち物や子供の生活ペースを作ったりをもうママ&パパの口頭での言い方や指示では大人も疲れちゃいますよね。
思い切ってお支度ボードを導入してみると、少し楽になるかもしれません。それを一から作ろうと思うと重い腰が上がりませんが、もう既製品のものなら導入するのもすぐできておすすめです。
もうある意味投資!と思って2人分購入し、その分のリターンは我が家の場合、かなりあったかなと思っています。
ママの毎日が少しでも楽しく楽になりますように。