3月7日放送の「カンブリア宮殿」では、今注目の家具や生活雑貨の製造、販売を行なっている「ワイス・ワイス」の社長、佐藤岳利さんが出演しましていました。ワイス・ワイスはオリジナルインテリアを企画開発し、また木材のトレーサビリティを初めて取り入れるなど、フェアウッドを使い、「森を作る家具」を展開するブランドです。オリジナルブランドの家具は伐採地の森林環境や地域環境に配慮した木材、フェアウッドを扱っているそうです。東京本社は表参道にあります。ワイス・ワイスについて、そして社長の佐藤岳利さんの経歴を調べてみました。
<カンブリア宮殿>ワイス・ワイス佐藤岳利社長のプロフィール
ワイス・ワイス 佐藤岳利さんのプロフィール・経歴
名前 | 佐藤岳利(さとう たけとし) |
生年月日 | 1964年生まれ、55歳 |
出身地 | 群馬県 |
出身大学 | 青山学院大学経済学部 |
表参道の人気家具店ワイスワイスご存知でしょうか?✨
青山学院大学経済学部卒業 佐藤岳利氏の経営する家具店です。
今週木曜の【カンブリア宮殿】で佐藤氏と”物語”のある家具を提供するワイスワイスが特集されます。価格だけで勝負しない 第三の家具メーカーの挑戦!https://t.co/8bjH10L6qy pic.twitter.com/XBoeBVowW0
— 青学イベント情報局 (@aoyama_event) March 5, 2019
私の従兄弟 佐藤岳利がテレビ東京のカンブリア宮殿に出演します(๑˃̵ᴗ˂̵)是非ご覧ください❣️ #ワイスワイス #カンブリア宮殿 #テレビ東京 pic.twitter.com/QeX4dWcxqv
— サボ (@06150114Ro) February 28, 2019
佐藤社長が、「森を作る家具」をコンセプトに、環境に配慮したフェアウッドを使ったワイス・ワイスを創業しようと思ったきっかけは何なのでしょうか?どんな経験をされてきたのでしょうか?
ワイス・ワイス創業のきっかけは?
ワイス・ワイス創業のきっかけ 少数民族との出会い
佐藤社長は、乃村工藝社という企業の社内ベンチャー制度で、「ワイス・ワイス」を立ち上げたそうです。そのきっかけは、なんと少数民族との出会いだそうでした。
佐藤社長は乃村工藝社で、海外事業を任され、アジアの各地を飛び回り、ホテルやデパートのオープンなどを手がけてきましたが、プール付きの豪華な駐在員暮らしをしていても心身ともに疲弊するばかり。そのような生活の中、佐藤社長の心を癒してくれたのが少数民族との出会いだったそうです。文明から離れ、電気も水道もない生活をする彼らの日々に触れて本物の豊かさとは彼のような生き方なのではないか?と。
そして、「少数民族の暮らしから感じた本当の豊かさと向かう仕事をしたい」と思って、ワイス・ワイスを立ち上げようと思い、ちょうど本社転勤になったのをきっかけに、社内ベンチャーとしてスタートしました。
ワイス・ワイス佐藤社長の大学時代の経験も転機の一つ
佐藤社長の学生時代のエピソードが乃村工藝社に入るきっかけになっていたそうです。学生時代にアメリカに放浪の旅に出た時のことです。大学3年生の時に休学して1年アメリカを放浪することに。フロリダに行った際に、車以外の持ち物を全部盗まれてしまい、スーツケースもお金も帰りの航空券も連絡先も全部なくなってしまったという経験をした佐藤社長。当時、インターネットもないでしょうし、携帯もあまりないですし、連絡をとることすら大変だったかと思います。
その時に、佐藤社長はなんとフロリダのキーウエストで皿洗いのアルバイトしてお金を貯めて旅を続けたそうです。なんてタフな方。日本に帰った時には、新聞一つで帰ってきたそうです。ただ、その経験から、自分には生き残る力があると知ったことはとても大きな財産になっているとのこと。
その時に旅先であった日本のビジネスマンに「やりたいことが決まっていないなら、興味のある分野の大きな企業に入れ」というアドバイスをされ、その後帰国し乃村工藝社に入社することに。
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— テレ東プラス (@tvtokyo_plus) March 6, 2019
ワイス・ワイスとは?フェアウッドとは?
佐藤岳利社長が1996年に創業したワイス・ワイスとは、オリジナルブランドを企画、製造、販売していて、「私たちが仕事をすればするほど、人々の暮らしも自然環境も豊かになる」というコンセプトを掲げているそうです。素敵な会社ですね。
特徴的なのが、自然環境に配慮した「フェアウッド」を使用していて、さらに50%以上が国内産の木材を使っているそうなのです。「森を作る家具」をコンセプトとしており、日本の危機的な状況にある林業の立て直しを支援したいと考え、日本の林業に仕事と利益や収入を届けることをとても大切にしているそうです。
人間は動植物の生命を頂くことで“生かしてもらっている”のです。だからこそ、100年かけて育った木で作った製品を100年かけて使ってほしい。 ―佐藤岳利(ワイス・ワイス代表取締役) #事業構想 https://t.co/3Yz3KSPwOZ
— 月刊事業構想 (@pdesign_jp) October 29, 2015
佐藤社長がフェアウッドを扱うようになった理由は?
もともと、1996年に創業しておしゃれで安いインテリアをとビジネスを始めたものの、デフレで業績が上がらなくなり、業界の過当競争の中で、
熱帯雨林で伐採された木材や不当に安い値段で取引された木材を使った家具が出回っていること、そして不当に安い海外木材が日本の林業を危機的な状況に追い込んでいることを知り、
日本の木材を使って家具を作ろう、環境や社会を破壊する木材は使わないと決めてフェアウッドを使ったインテリアを製造販売するようになったそう。
その結果、2008年に「グリーン・カンパニー」宣言をして、環境に配慮した企業活動を宣言したそうです。
とあるインタビューでは、
「日本の家具・インテリア業界では、国産材を1%使っているだけで大きな話題になりますが、弊社は、フェアウッド使用率100%を達成し、国産材80%、外材20%となっています」
と答えており、フェアウッドの利用率に関しては業界では注目です。
ワイス・ワイス企業情報
ワイス・ワイスは創業は1996年で、年商は5億円だそうです。社員は20名程で売り上げのほぼ8割が家具とのこと。
ワイス・ワイス会社概要
会社名 | 株式会社ワイス・ワイス |
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所在地 | 150-0001 東京都渋谷区神宮前5-12-7 |
代表者 | 佐藤 岳利 |
資本金 | 3,960万円 |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 |
設立日 | 1996年12月13日 設立 |
業務内容 |
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運営店舗 | ワイス・ワイス 表参道(渋谷区 神宮前) ワイス・ワイス トゥールス(東京ミッドタウン) オンラインショップ |
ワイス・ワイスの家具の評判は?
さて、ワイス・ワイスの家具、インテリアですが、調べてみると、環境に配慮したブランドコンセプトに共感し、価値あるものを長く使いたいと感じている方々やショップ、企業、レストラン、ホテルなどに多く導入されているように感じました。
いくつかご紹介したいと思います。
ワイス・ワイスの店舗は?通販もあるの?
ワイスワイスの店舗ですが、表参道と六本木の東京ミッドタウンにあります。
ワイス・ワイス 表参道
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-12-7
キャットストリートの近くに店舗があるようですね。
ワイス・ワイス トゥールス@東京ミッドタウン
ワイス・ワイストゥールスは六本木ミッドタウンにあるお店です。ウェブサイトによると、
伝統工芸をもとに新しい技法と現代美意識によって生み出された日用品を通じて、豊かな「暮らし」を提案します。東京・六本木の「東京ミッドタウン」にある「WISE・WISE tools」では、日々の生活を豊かにしてくれる「暮らしの道具」を取り揃えています。
ワイスワイスのインテリアはワイスワイスのオンラインショップでも購入可能です。また、いくつか、セカンドハンド品ですが、こういったインテリアもありました。
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まとめ ワイス・ワイス佐藤岳利社長
ワイス・ワイスの佐藤岳利社長は、フェアウッドを使った、自然にも優しく、デザイン性があり長く使える家具を作る、家具業界を独自の路線で切り開いていく素晴らしいビジョンを持った社長でした。こういった環境にも配慮され、自分の暮らしも豊かにしてくれるインテリアを選べる大人になりたいと思いました。
ガイアの夜明け
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